【ドミニオン攻略】強くなるために必要な3つのこと

ボードゲーム

こんにちは、ユウトです。

僕はドミニオンが好きで、日中暇な時があればドミニオンオンラインに潜ってます。レートは57前後、中堅くらいのプレイヤーかなと自負してます。

ドミニオンオンラインをやったことがない人からすれば、57ってどれくらいなんだ? って思うかもしれませんが、けっこう真剣にドミニオンをやってなければ絶対届かない数字です。相当運が悪くない限り初心者相手には負けません。

むしろ少し調子が良ければ世界ランク上位の人に勝つこともあります。運がなくても読みやすいサプライならさほど上位勢とも差が出ないのでお互い熟考して戦った上で僕が勝つこともあります。プレイ時間もおそらく1,000時間は超えているドミ廃なのでので、初心者の方相手になら参考になることをいろいろ話せるのではないかと思います。

さて、自分語りはその辺にして、この記事では、そんな僕がもっと強くなりたいと思っている方向けに何を注意してゲームをプレイすれば良いかということをまとめていきたいと思います。

具体的な戦略の紹介というよりは、プレイする際にどういった点に着目し何を意識するかといったスタンスに関する話になります。きちんと理解できれば格段に実力も上がるはず。ぜひ参考にしてみてください。

ドミニオンで強くなるために必要な3つのこと

ドミニオンで強くなるために必要なことは大きく分けて3つです。

  1. 意識すべきことを意識する
  2. カードの購入を間違えないようにする
  3. とにかく経験を積む

順を追ってみていきましょう。

1. 意識すべきことを意識する

ドミニオンの上級プレイヤーは必ず以下の点を意識しながらプレイしています。

  • デッキの回転速度
  • デッキの総金量
  • 購入回数
  • シャッフルのタイミング

1-1. デッキの回転速度

ドミニオンはカード買い入れながらデッキを強化していく「デッキ構築型のカードゲーム」です。

新しく買い足したカードの方が当然元からあるカードより強いわけですから、それをいかに早く使うか、もっと俯瞰的に見ればゲーム中に何回打てるかなどが勝率に大きく関わってきます。そこで重視されるのがデッキの回転速度です。

デッキの回転速度を上げるカードには以下のようなものがあります。

  1. 「鍛冶屋」「拷問人」「ワイルドハント」などのドローカード
  2. 「礼拝堂」「採集者」「聖域」などの廃棄/追放カード
  3. 「使者」「ゴミあさり」などのデッキを捨てるカード

これらのカードを上手く組み合わせるとデッキが高速で回るようになり、毎ターンシャッフルを行えるデッキが完成します。

村系のアクションを増やすカードとドローカードを連発して1ターンでデッキの全てのカードを引き切ってしまうデッキは「引き切りデッキ」と呼ばれます。引き切りデッキは、引き切った後の自由度が高いため非常に強力です。

ドミニオンには、金貨とドローカードだけでシンプルかつ最速に属州を買いに行くステロデッキと、アクションカードを多用するコンボデッキがありますが、後者を選ぶ場合、基本的に引き切りデッキを目指すことになります。

引き切りデッキを作る場合、初めて6金が出た時に「金貨」を買った方が良いケースは稀です。財宝カードはデッキの回転速度を下げるので後回し。金貨を買うのは引き切りができるようになってからでも遅くないでしょう。

「属州」を買うときも同じです。引き切りデッキなら引き切れるようになってから買うことを考えれば良いですが、そうでないコンボデッキの場合は、「金貨」や「属州」が含まれてもデッキがちゃんと回りそうだと思える状態になってからが良いでしょう。

1-2. 総金量

「礼拝堂でデッキのいらないカードを廃棄! 村と鍛冶屋のコンボでデッキを全て引き切ったけど廃棄しすぎて合計で4金しかない……」では悲しいですよね。

ステロデッキを組む場合はあまり関係がありませんが、コンボデッキを組む場合は、自分のデッキにどれくらいの金量があるかを常に把握しておきましょう。

最終的目安は16金です。コンボデッキを組む場合は毎ターン属州2枚買いができるデッキを目指したいところです。

コンボデッキは、基本的に勝利点で先行しているステロデッキを追いかける形になるので、1ターンで属州1枚しか買えないようでは追いつけません。最低でも属州1枚と公領1枚を1ターンで買えて、尚かつデッキが次のターンもきちんと回るようにはしておきたいところです。

1-3. 購入回数

購入回数を増やすカードがサプライにある場合、よほど純粋なステロでもない限りそれを買わないケースはあまりないような気がします。

購入回数はめちゃくちゃ重要です。ドミニオンで強くなるためには、購入回数が増えるカードの購入タイミングを絶対に逃してはいけません。

例えば「辺境伯」や「聖域」、「大市場」などのカードは強いのでナチュラルにデッキに組み込まれやすいですが、「薬草商」などのコスト2の+購入カードは効果もそこまで強力ではないので、ぴったり2金が出たりしない限りは購入を見送りがちです。

しかし+購入が付くカードがこれしかなかった場合、どこかのタイミングで必ず買っておく必要があります。そうでないと属州買いが始まった時に優位に立てないからです。

もしあなただけが「薬草商」を買っていた場合、ゲームが終わる寸前で1枚「屋敷」を買い足せば、あなたはその1点の差で相手に勝つことができるでしょう。あるいはもっと早い段階から、+購入で必要なアクションカードをいろいろ買い足して優勢に立つことができるかもしれません。

ドミニオンの上級プレイヤーは、ゲーム開始時に必ず購入回数が増えるカードがあるかをチェックします。+1購入のカードがない場合、本来はいらないカードである「市場跡地」や最弱の騎士の一角である「サー・マーチン」が非常に重宝されることさえあります。

ただ、購入回数を増やすカードが一切ないサプライもたまにあります。その場合は工房/改築系のカードを擬似的な購入権として使いましょう。

1-4. シャッフルのタイミング

例えばデッキの枚数が残り2枚で、あなたの手札に5金と「鍛冶屋」があったとします。ここで「鍛冶屋」を使って銅貨が引ければ、このターンに「金貨」を買うことができます。

しかしこの場合、「鍛冶屋」は打つべきでしょうか? もちろんそうした方が良い場合もあります。

しかしここで「鍛冶屋」を打ってしまうとシャッフルが入り、これから買う予定の「金貨」と、このターンに使った「鍛冶屋」が含まれていない状態の山札ができてしまいます。つまり次のシャッフルが起こるまで弱いデッキをプレイしなければならないということです。

ターンにして2ターンほどのロスになるでしょうか。ここは鍛冶屋を打って無理に6金に届かせるより、例えば「市場」や「研究所」などのデッキを回転させながら出力を上げられるカードを買った方が賢明でしょう。

上級者はシャッフルのタイミングを常に意識しています。どんなに手札に強力なドローカードがあっても、それが次のターンやその次のターンにマイナスを及ぼすようなら使わない。この辺の見極めができてくるとまた1つドミニオンの腕が上がったと言えるでしょう。

2. 無駄なカードを購入しないこと

ドミニオン初心者には「村」が好きな人が多いですよね。「村」がたくさんあればアクションを打ちまくれますからね。アクション連打はドミニオンの醍醐味です。

しかし「村」を初手で買うのは基本的に悪手です。なぜなら「村」単体ではデッキに何の恩恵ももたらさないカードだからです。

例えば初手で「村」と何か別のアクションカードを買い、2週目でそれらを同時に引けてプレイしたとしても、結果として無駄なアクション権が余るだけで普通にそのアクションカードをプレイするのと変わりません。

逆に、もし一緒に買ったのが「鍛冶屋」などのドローカードで、そのドローの中に「村」が含まれていればその「村」はただの手札圧迫になります。

「村」をあらかじめ買っておけば、あとでアクションカードが複数枚入った時に事故率が下がるだろう、と思う人もいると思います。まあ確かにそうなんですが、初手で「村」を買うと2週目で5金を出しにくなるので、相手が2週目でコスト5のカードを取った場合不利になります。

購入を無駄なく行っていくことはドミニオンで勝つために非常に重要なことです。

初手で「村」を買うのは無駄が多いため、基本的には他のカードを選んだ方が良いでしょう。

他にも礼を出してみます。「屑屋」と「市場」の2枚しかコスト5がないサプライで、初手5/2スタートだった場合、「市場」を買うのは悪手です。なぜだと思いますか?

「それは『屑屋』が廃棄できるからでしょ」とほとんどの人が思うと思います。まあ実際その通りなのですが、「市場」を買うべきでない理由がもう1つあります。それは「村」を初手で買うのが悪手である理由とほぼ同じです。

「市場」のウリは+1カード、+1金、+アクション、+購入と効果の網羅性というか万遍なさですが、おそらくこのうち+購入は、金量が出せない最序盤の段階ではなかなか生かせません。「愚者の黄金」など早急に集めたい安いカードがあればもちろん別ですが、そうでないケースの方が多いでしょう。

では「市場」はいつ買うべきなのか。それは購入権が欲しくなった時です。そもそも基本「市場」は購入権のために買うカードです。+1カード+1金+1アクションだけ見ると同じことができるコスト4以下のカードはたくさんあります。「市場」は+1購入があるから強いのです。その点を踏まえると「市場」はゲームの中半以降に買うべきカードであるということがわかるでしょう。(あくまで他に有用なカードがなかった場合の話です。)

このようにカードには買うべきタイミングと優先度があります。コンボが強いサプライで最初に6金が出た時に買うべきカードは「金貨」ではありません。コンボパーツです。「香具師」と「屑屋」と「拷問人」が並んでいたら初手で何を買うか。「香具師」です。

「屑屋」の廃棄力では「香具師」の汚染力に追いつけないし、「拷問人」1枚では民兵レベルのポテンシャルしか発揮できないから。+アクションがないサプライなら買う必要すらなかったりするからです。

初手が3-4だった場合、購入するカードは2週目に達成したいことの成功確率を高めてくれるものを選ぶと良いでしょう。必ず5金に届かせたいのか。しっかり圧縮をかけたいのか。購入以外の方法でもカードを獲得していきたいのか。

そこへ上の項で書いた「回転速度」などを絡めて考えられるようになれば最初の購入を間違えなくなるでしょう。

ガチ勢君

コスト4以下で集めたいカードがないから「工房」はまずいらないな。廃棄もないしとにかく「沼の妖婆」が凶悪だから、2週目で必ず獲得しておきたい。5金を出すなら初手は「銀貨/銀貨(※)」が堅いよな……。でも圧縮系カードがないから、2枚目の「銀貨」は1金を生み出しながらデッキの回転速度を下げない「密猟者」の方が良さそうだ。2枚目以降の「沼の妖婆」も買って毎ターンループも狙っていきたいし。

※1 初手「銀貨/銀貨」でスタートした場合2週目に1度でも5金が出る確率は94%程度

どんなサプライでも、ある程度序盤の動きを考えておければ有利に立ちやすいと思います。めちゃくちゃ強い人はゲームエンドまで考えて最初から動いているでしょうが、初心者相手なら2、3ターン先のことを考らればまず有利に立てるでしょう。

あ、そうそう。もっと初歩的なことですが、いくらお金が余っても「特に買いたいカードがないからこれでいいや」的にカードを買っていくのはやめましょう。

いろんなアクションが打てたら面白そうだからと、+アクションがあまり確保できなそうなのにターミナルアクションを買いまくると後で事故りますし、ステロじゃないのに銀貨を買い足していくとやはり事故の原因になります。

とりあえず買い足すならキャントリップもしくはデッキの回転を補助するカードを。あえて何も買わないのも選択肢としてはもちろんアリです。

※以下の記事では序盤で購入優先度の高いカードはこちらにまとめています。ぜひ参考にしてみてください。

ドミニオンで強くなるために。初手での購入優先度が高い強いカードを把握しよう。

3. あとは経験がものを言う

これは何のゲームにでも、いえ、ゲームに限らず全てのことに言えることですが、上達への一番の道はやはり経験を積むことです。

特にドミニオンは知識量、情報量が物を言うゲームなので、ドミニオンで強くなるためにはとにかくたくさんプレイして、カード同士の強い組み合わせや覚えていきましょう。ゲームの終わり方のパターンなどを覚えておきましょう。

ドミニオンにある程度慣れてくると、サプライを見た瞬間にどういう形でゲームが終わるか、どういう風に買うと効率よく必要なカードを集められるかをある程度予想することができるようになります。

例えば、

「このゲームは3山切れで終わりそうだから、購入権を増やしておけば自分のタイミングでゲームを終わらせられる。「変容」を何枚か購入して脇に置いておけばプレッシャーも与えられるし有利に立てそうだ。相手が忘れてくれたら最後にラッシュして勝てる」

「これは普通に属州の取り合いになるから+購入が増えるカードが必要になりそうだ。2週目には必ず『魔女』を買いたいから1ターン目は銀貨/銀貨でスタート、2週目の4金以下のターンに『薬草商』を入れておこう。『村』はその後で3金が出たらで良いや」

などといった具合にシナリオが立てられるようになると、カードの購入優先度や買う必要のないカードの判断ができるようになり、プレイミスを減らすことができるようになります。

ドミニオンの経験を積みたいのであれば、やはりドミニオンオンラインがお勧めです。AI戦もできますし、対人戦も近しいレートの人とマッチングさせてくれるので練習になります。自分よりも高いレートの人と当たった時は相手のプレイをよく観察してスキルを盗みましょう。